前日にアラームをセットし直す
いちばん多い方法です。ただし「セットし直すこと」自体を覚えておく必要があり、忘れれば意味がありません。鳴り終わったアラームはオフの状態でリストに残るため、使い終わったものが溜まっていき、当日どれをオンにすべきか分かりにくくなります。
iPhone標準の時計アプリでは、アラームを「特定の日付」に指定して鳴らすことができません。「〇月〇日の朝だけ早く起きたい」「あの日だけ忘れずに知らせてほしい」という場面で困った経験がある方に向けて、iOS標準アラーム・標準リマインダー・カラームの違いを整理しました。
Download on the App StoreiPhoneの時計アプリのアラームは、時刻を指定して鳴らす、または曜日を選んで繰り返す設定はできますが、「4月15日の朝だけ」のように特定の日付を指定することはできません。似た用途で標準リマインダーを使う方法もありますが、リマインダーは通知として届くため、マナーモード中は音が鳴らず、ロック画面いっぱいに表示されるアラームのような気づきやすさもありません。
「日付を指定できない」を回避する方法はいくつかありますが、それぞれに弱点があります。
いちばん多い方法です。ただし「セットし直すこと」自体を覚えておく必要があり、忘れれば意味がありません。鳴り終わったアラームはオフの状態でリストに残るため、使い終わったものが溜まっていき、当日どれをオンにすべきか分かりにくくなります。
カレンダーに予定を入れて通知を出す方法です。日付は指定できますが、届くのは通知なので、マナーモードや集中モード中は音が鳴りません。バナーが出るだけで、寝ている間や作業に集中している間は気づけないことがあります。
日付と時刻を指定でき、毎月・毎年の繰り返しも作れます。ただしこちらも通知として届くため、音で確実に気づきたい用途には向きません。ロック画面に全画面で出ることもないので、画面をちらっと見て気づく、という使い方もできません。
ショートカットアプリの「指定時刻に実行」を使い、その日時に通知や音の再生を走らせる方法です。日付は指定できますが、鳴らしたい日ごとに組み立てる手間がかかります。アラームそのものではないので、消音中にどう鳴るかは組んだ中身しだいで、止め方やスヌーズも自分で作り込むことになります。毎回の用事のたびにこれを組むのは現実的ではありません。
毎日同じ時刻に鳴らしておき、要らない日は止める方法です。確実ではありますが、鳴ってほしくない日にも鳴るので、だんだんアラームを反射的に止めるようになり、肝心の日に気づけなくなります。
「○」はできる・あり、「×」はできない・なし、「—」は本記事では比較対象としていない項目です。
| 項目 | iOS標準 アラーム | iOS標準 リマインダー | カラーム |
|---|---|---|---|
| 日付を指定して鳴らせる | できない(時刻のみ指定) | できる | できる |
| 曜日を選んだ繰り返し | できる | — | できる |
| 毎月・毎年の繰り返し | できない(曜日のみ) | できる(通知として) | できる(アラームとして) |
| 「毎月第2金曜日」のような繰り返し | できない | できる(通知として) | できる(アラームとして) |
| マナーモードでも音が鳴る | 鳴る | 鳴らない(通知のため) | 鳴る(AlarmKit対応) |
| 事前リマインダー(本番前の通知) | なし | — | あり(5分前〜1週間前の9段階) |
| ロック画面での全画面表示 | — | なし | あり |
| スヌーズの柔軟さ | — | — | なし〜最長12時間で選択可 |
| 一度きりで使ったあとの後片付け | オフになって残る | 完了にできる | 期限切れは自動削除 |
| テンプレート・予定との連携 | — | — | あり |
iPhone標準のアラームは時刻の指定のみで、特定の日付を指定する機能がありません。標準リマインダーであれば日付と時刻を指定できますが、通知としての扱いになります。カラームは日付と時刻の両方を指定でき、その日その時刻に鳴らすことに特化しています。
標準アラームは曜日を選んで繰り返す設定に対応しています。カラームも月〜日の任意の組み合わせで繰り返しアラームを設定できるため、日々のルーティンにも活用できます。
標準アラームで繰り返せるのは曜日だけで、毎月25日や毎年◯月◯日といった繰り返しはできません。標準リマインダーはカスタム繰り返しで対応できますが、通知として届くためマナーモード中は音が鳴りません。カラームは毎月・毎年・隔週の繰り返しをアラームとして鳴らせます。
「毎月第2金曜日」「毎月最終水曜日」のように、月ごとに日付が変わる繰り返しです。標準アラームには該当する設定がありません。カラームは第1〜第4の◯曜日と最終◯曜日に対応しており、月次の定例会議や資源ごみの日をアラームで拾えます。
標準アラームは着信・アラーム用の音量で鳴るため、マナーモード中でも音が鳴ります。一方、標準リマインダーは通知として届くため、マナーモード中は音が鳴りません。カラームはAppleのAlarmKit(iOS 26)に対応しており、マナーモードでもアラーム音量でしっかり鳴ります。
標準アラームには、本番の前に知らせる事前通知の機能がありません。カラームは5分前から1週間前まで9段階で事前リマインダーを設定でき、準備や移動の時間を逃しません。
標準リマインダーは通知の一種のため、ロック画面いっぱいに表示されるような全画面表示はありません。カラームはアラームやリマインダーをロック画面でも全画面で表示するため、通知の見逃しを防げます。
カラームはスヌーズ間隔を「なし」から最長12時間まで細かく選べます。二度寝防止の短い間隔から、時間をおいてもう一度知らせたい場合まで幅広く対応します。
標準アラームは繰り返しをオフにしても、鳴り終わったアラームがオフの状態でリストに残ります。使い終わったものが溜まると、どれが生きているのか分かりづらくなります。カラームの単発アラームは期限を過ぎると自動で削除されるので、一覧には「これから鳴るもの」だけが残ります。
カラームは繰り返し使う予定パターンをテンプレートとして保存でき、選んだ日にワンタップで適用できます。また、ひとつの予定に複数のアラームを紐づけることも可能です。
標準アプリで足りる場面もあります。用件の性質で選ぶのが早道です。
毎日または決まった曜日に同じ時刻で起きるだけなら、iPhoneの時計アプリで十分です。アプリを増やす必要はありません。困るのは「その日だけ」「毎月25日」のように、曜日で表せない予定が出てきたときです。
買い物リストややることの管理、チェックを付けて消していく使い方は標準リマインダーが得意です。位置情報での通知や共有もできます。音で確実に気づく必要がない用件は、こちらのほうが向いています。
チケットの発売、支払いの期限、通院の予約、シフト勤務の起床のように、日付が決まっていて、逃すと取り返しがつかない用件に向いています。日付と時刻を指定でき、マナーモード中でもアラームとして鳴るので、通知に埋もれません。
iOS 26.0以降 対応・無料(一部App内課金あり)
日付を指定してアラームを設定する手順を見る →← トップページに戻る